ひとかけのラピスラズリは百三十八億年を知る、夜空色
棺桶に入れたい一冊、について
文学フリマで買った本、「今夜はここで栞を 3」の特集が、棺桶に入れたい一冊、でした。
なんて面白いテーマでしょう。サークルチェックで気になりすぎて、買いに行きました。うん、よすぎる。思わず企画者さん(穂坂ユズハさん:X@Yuzuhabook)に直接伝えてしまったくらい。
さて読んでみて面白かったのが、これは本の紹介でありながら、各人の「死後の世界に対する解釈」を問うものなんだなあってこと。
「死後にまた読みたい本」的な選び方をしている人が複数いて、そういう選び方か、面白いなあ、と思いました。というのも、タイトルを読んだ時点で私は「死後の旅のお守りになるような本」をイメージしていたので、それとは違う気がしたんです。
でもこう書いてると、それってあんまり違わない気もする?
あとは、自分と共に燃やしたい本、として選んでいる人もいたので、そういう方は死んだら本は読めない派なのかな、などと妄想が膨らみます。
私の棺桶に入れて欲しい本はまだ決まってないのですが、絶対に入れて欲しいのは「読書ノート」です。中学生の頃、国語の宿題として読書記録をつけ始めてから十数年、一冊も欠かさず読んだ本をメモし続けたノート。去年七冊目に入りました。自分がどんな本を読み、どんなことを思ったか、どんな文を気に入ったかを徒然なるままに記録したもので、誰かに見せるのは大いに気恥ずかしい。でもそれと同じくらい、たくさん読んできた自分を誇らしくも思います。この読書ノートは、全部棺桶に入れて一緒に燃やしてもらい、死後の旅のお守りにしたいものです。
魂の審判みたいなのを受ける時、このたくさんの読書記録を見て減刑してくれるような、読書家の審判がいてくれると良いのですが……。
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家族以外の誰も、親族も友人でさえ、本気で会いたいと思っていない自分に気づく