仔猫のように君の隣で眠りたい
そのまま夜明けなんて来なくていい きみと月をずっと見ていたい
今ならなんでもできるよって抱きしめてくれたきみの言葉に
なんでだろうわけもなく涙が溢れた
消えてしまえば何の証拠も残らない それがこの雫の悲しみ？
こぼれてしまいそうなこの気持ちを 枯れない花束にしてきみに 託そう
もしも世界が終わったとしたら ねえ
その花束を ぼくときみの世界の墓標に 添えて
小鳥のように歌を自由に歌えたら
「あいしてる」と きみに歌うのに
消えてしまえば何の軌跡も残せない それがこの世界の悲しみ？
叫び出したくなるようなこの気持ちが 行き場を求めているの
「きみはどこに、きみの雫を置いてきてしまったの？」
向き合う空が震えてぼくを包む
今ここに生きてることにしか 意味がないのなら
ぼくは今すぐにでも願おう
あの日の花束のように 枯れないように そっと時よ止まってしまえ
こぼれてしまいそうなこの気持ちを 枯れない花束にしてきみに 託そう
もしも世界が終わったとしたら ねえ
その花束を ぼくときみの世界の墓標に 添えて
